2013年11月26日火曜日

Arduino MEGA 2560, A4988壊しました(もしかしたらRAMPSも・・・)

タイトルの通りでそれ以上でもそれ以下でもないのですが…
原因は電源投入時にA4988に張り付けたヒートシンクの熱さを確認しようとしたらヒートシンク(アルミ製)が動いてショート!
ヒートシンクの固定には熱伝導両面テープを使っていたのですがチップ表面の清掃が不十分で接着力が不足していたようです。これに懲りて次回はA4988の足はカプトンテープで覆っておきたいと思います。

んで、損害は今のところ

  1. Arduino MEGA 2560がPCから認識されなくなった。
  2. A4988モータードライバ5個のうち3個が動作しなくなった。
です。1に関してMixiで尋ねたところ、USB入出力用のチップが壊れているのではないかとのこと(Genieさん、いつもありがとうございます)。調べたところArduino MEGAのUSBはATmega8U2というチップがおこなっているらしい。DigiKeyで400円前後と価格も手ごろ。実物を拝んでやろうとRAMPSを外してArduino MEGAのボードを眺める。ありましたよ、USBコネクタのすぐわきに。結構小さいと思ったらすごいピン数。ボード上で2番目に多いんじゃないでしょうか。しかもピッチが狭い。ド近眼の上に最近老眼も始まったんじゃないかと思われる私の眼ではムリっ!
有効活用してくれる方、いませんかね?(純正じゃなくてパチもんなんでいらないだろうけど)

不幸中の幸いと言うべきか、PCは無傷。LCDコントローラーもちゃんと動作しています。PCと通信ができなくなったのにある程度損傷具合が把握できたのはラッキーでした。ホットエンド、ベッドの温度も読めるし加熱もできます。RAMPSは多分大丈夫(自分に言い聞かせる感じで)

以前Printrboardを壊してRAMPSに切り替えた時に壊れた部分だけを交換できると書きましたが、まさか1年以内にこれを実行する日が来るとは思いませんでした。

Arduino MEGAはアマゾンからサインスマートの物を購入。フィラメントは色が間違っていたり散散らしいですが、コントローラーはさて?A4988はヤフオクで購入。さて、週末までに揃うかなぁ?

2013年11月24日日曜日

Mini Kossel 2020(仮)でテスト印刷

名前がないと不便なのでとりあえず仮名Mini Kossel 2020としておきます。早速いつものテストパターンを印刷。
途中で捻じれちゃってます。MendelMaxの場合、ベルトが滑ってるケースが多かったので、確認しましたが問題なし。色々と確認していったところ、ベッドの上でガラスが回転してました。MendelMaxと同様サイドから押し付ける形で固定していたのが不味かったです。ベッドの広さを最大限確保したいのと、上から押さえつけてベッドが歪むのを嫌ってたのですが、円形なので回ってしまいます。とりあえず締め付けをきつくしましたが、加熱時にすぐ緩む…。新しい固定法を考えなければ。

対策後に再度印刷。
今度はちゃんとできました。リトラクションの設定をちゃんとやってないのでまだひげが一杯生えています。サイズはピッタリです。サイズがずれているときはファームウェアの
DELTA_DIAGONAL_RODを調整します。
この後、低速でなら綺麗に印刷できるようになりました。

MendelMaxよりもとても静かです。まず直動機構がLMガイド+タイミングベルトのためほとんど音がしません。一方、全体的にデリケートな印象です。MendelMaxは多少の調整不足は本体の剛性でねじふせてしまうことができるため、それなりのキャリブレーションでも高速印刷できたのですが、Kosselはキャリブレーション不足だとヘッドがちょっとした凹凸に引っかかります。オリジナルは自動でベッドのレベル調整ができるみたいですが、エフェクターが重くなってせっかくのデルタの長所がなくなってしまいそうなので悩んでいます。とりあえずもう少しキャリブレーションしてみます。
すでに仕上がりはMendelMax以上の印象。ものすごく遅いけど。


Mini Kosselのキャリブレーション方法

WikiのMini Kosselのページには載ってないのでデルタタイプの3Dプリンタのページから検索する必要があった。
もっとも参考になるのはこちら
その前にMarlin等ファームウェアにデルタ特有の値の初期値を入力する必要があるが、文章の説明だけでは意外とわかりにくい。こちらのページはドイツ語なのでチンプンカンプンだがページ中ほどの図はとてもわかりやすい。問題点は一つだけ。アセンブリしたモデルがないと個々の値を測定できない。個々のパーツだけをSketchUPで作成していたが、急遽ナンチャッテアセンブリを実行。測定した値がこちら。
#define DELTA_SMOOTH_ROD_OFFSET 131.0 // mm
#define DELTA_EFFECTOR_OFFSET 32.4 // mm
#define DELTA_CARRIAGE_OFFSET 19.5 // mm
結構真面目に測定したのだが、実は内部で最初の値から残りの二つを引いた値を計算した後はその値しか使っていない。定規で適当に測定する程度で良かったかもしれない。

次に3本のレールの真ん前にエフェクターを持ってきてエンドストップ位置のキャリブレーションだが、Rostockと比べて、ベッドが小さいため、座標を計算しなおす必要がある。久しぶりに三角関数使っちゃったぜ。
sin 30°が0.5, sin 60°が0.866なので
x座標: ±ベッドの半径×0.866 mm
y座標: -ベッドの半径×0.5
の2点と
x座標: 0(ゼロ)
y座標: ベッドの半径
の1点の三か所を使う。直径170mmのベッドを使っている場合半径85mmだがベッドのヘリになってしまうので80mmで計算した方がいい。
私の場合は(-69.28,-40), (69.28,-40), (0, 80)の3点を使用した。

z座標は0としている例が多いが、まだ高さ方向のキャリブレーションが終わっていないはずなのでファームウェアの
#define MANUAL_Z_HOME_POS
に大きめの値を入れておき、0よりも大きいzの値で調整した方が楽だと思う。3点でのエフェクターとベッドの距離が等しくなるようにエンドストップを調整。

次にx,y座標0の位置にエフェクターを持ってきて(zの値は上記で使用した値)同じくエフェクターとベッドの距離が上記の3点と等しくなるようにファームウェアの設定値を調整。
エフェクターの位置を下げるには
DELTA_SMOOTH_ROD_OFFSET を増やす。
エフェクターの位置を上げるには
DELTA_SMOOTH_ROD_OFFSET を減らす。

できれば誤差0.05mm未満にしておきたい。

2013年11月22日金曜日

Deltaプリンタおおむね完成

キャリブレーションができるレベルまで完成しました。
リニアガイドをどうしても使ってみたかった&日本製は高いということでオリジナルのMini Kosselにも使われているHIWINのMGN12Hを使用。eBayで購入したのですが最近はopenbeamでも売り始めたみたいです。お値段は3本で日本製のクロムメッキのリニアシャフト6本+リニアブッシュ6個とそれほど変わらないと思います。

タイミングベルトオリジナル同様GT2、1164ミリです。プーリーも16Tにしたかったのですが、購入した棒状プーリーの加工は私には無理でした。手元にあった20Tで代用。16Tの場合、アイドラーのベアリングが外径が同じ623ZZになるのですが高いです。オリジナルの使っているフランジ付きはもっと高いです。20Tのプーリーに624ZZを使いましょう。

ロッドエンドはオリジナルで使用されているラジコン用のtraxxasのロッドエンドにどうしても納得がいかなかったので磁石と使ったロッドエンドを自作。ネオジム磁石1個100円+ベアリング用鋼球1個30円強、M3キャップボルトと接着剤を入れるとちょっぴりTraxxasよりも高いですがこちらの方が格好いい&ホットエンドその他のメンテが簡単です。

ステッピングモーターはこっそりNEMA17ではなくKA50-KM1-501という日本電産サーボの円筒形のモーターを使っています。ユニポーラですが、バイポーラとして使ってます。磁気バランスが優れていてNEMA17よりも高性能らしいですが、直径50ミリは結構でかく、これをマウントできるようにフレーム用パーツをデザインしなおしました。でも日本製モーター使ってみたかったんだもん。ちなみに中古(未使用品)で送料込みでも1個1000円を余裕で下回ったので価格性能比は最強だと思います。

ヒーテッドベッドはMFT2013でGenieさんに分けていただいたものですが、未配線です。手元のワイヤーがちょっと太くて被覆ごと穴に入らないんだよねー。MendelとかATOMと違ってベッド動かないから断線の心配とかするだけ無駄か?

今後の課題
1. ヒーテッドベッドの配線
2. 断熱材の実装方法
3. 耐熱ガラス板の固定方法
4. 電源の固定方法
5. スプールの固定方法
6. プリンタのキャリブレーション
7. Bowdenエクストルーダーのキャリブレーション

先はまだまだ長そうです

Slic3r 1.0.0RC1 win 64bit版で3D表示ができない対処法

Slic3r 1.0.0RC1から導入されたSTLの3D表示機能。これがないと自動修復の失敗とかに気がつきにくい。Win 64bit版はViewボタンを押しても3D表示されずにエラーが出てしまう。

ここを参考freeglutのサイトからfreeglut 2.8.1 MinGW Packageをダウンロード。zipファイルの中のfreeglut/bin/x64/freeglut.dllを取り出す。Slic3rのインストールフォルダの中のdllフォルダの同一ファイル名のファイルと置き換える。

これで3D表示ができるようになります。Slic3rの新機能、STLの自動修復に失敗している場合、これで確認するとすぐにわかります。

2013年11月12日火曜日

Deltaプリンタ作り始めました

Mendelmax組み立てて以来、アルミフレーム大好きなのでKosselを組み立てたかったのですが、Kosselに使われているOpenBeamは日本では入手困難。同等品を売ってるミスミは個人お断り(まさか電話で問い合わせても断られるとは思いませんでした)
途方に暮れているところに、MFT2013でHiroさんがKosselを20ミリ角のフレームにしたものを展示されていたのを見て、すっかり魅了されました。当初はおとなしくデータの公開を待っているつもりだったのですが、材料の入手先などをチェックしているうちに我慢ができなくなり…とうとう作り始めてしまいました。
今回は奮発して黒フレームです!!
Mendelmaxよりもフレームの量が少ない&個人相手でも売ってくれるところが見つかったので。
なるべくMini Kosselと寸法が同じになる様にしてありますが、すでにいくつか間違いが見つかっています。まあ致命的なものではないので当面はこのまま進めます
一番大きいフレームのパーツを印刷できるだけのフィラメントが残っていないのでパーツの色が途中から変わってしまうのを避ける&間違いを全部見つけてから新しいパーツを作りたいためです。
まだ必要な部品が全部は届いていないので今週末には組み立てられないかもしれません。

ちなみにLCDコントローラーの位置はまだ未定です。下の方が格好いいんですがRAMPSの位置も下にするとヒーテッドベッドの熱が怖い。

Nexus5のランタイムをDalvikからARTに変更してみた時のバッテリーの減り具合

タイトルそのまんまなのですが、Nexus5のランタイムを変更しました。すでにあちこちのサイトで解説されているので方法については割愛。

ランタイムを変更するだけでベンチマークスコアが5割増しになるらしいです。正直速度には不満がなかったのですが、バッテリー寿命が延びるらしいということなので試してみました。
到着から数日、Dalvikで放置した際のバッテリーの減り具合とARTで放置した際のバッテリーの減り具合をBatteryMixで比較したんですが…ほとんど変化がありません。

で、色々と検索してようやく思い当りました。「バッテリー寿命」ってバッテリーに充電された電気の消費量じゃなくて、バッテリー自体が使用不能になって交換が必要になるまでの期間のことじゃないでしょうか?
私と同じような誤解をした方、いらっしゃいませんかねぇ?

2013年11月10日日曜日

Nexus5の気になる点(問題点)

Nexus5が届いてまだ数日ですが、すでに気になる点がいくつか。
まずはNexus5というよりAndroidの仕様なので仕方がないのかもしれませんが、Googleのマイアプリの復元。初回起動と同時にマイアプリが根こそぎダウンロードされます。Nexus7で試用して結局使い物にならなかったアプリなどがそのまま残っていたため、とんでもない数になりました。
てっきり端末ごとにインストールされているソフトウェアを区別していると思っていたのですが、違うようです。タブレットに入れておきたいソフトと携帯に入れたいソフトって違うんだけどなぁ。特に今はルートを取っていないのでルート化前提のソフトはあっても邪魔なだけです。
使わないソフトを入れておくとバージョンアップ時に面倒だし、ソフトのオートバージョンアップを切ると、別の端末でもバージョンアップされなくなる。この辺は私の使い方の問題かも。

次は純正のバンパーケース。MicroUSBコネクタ周辺の開口部が少し小さいので市販のMicroUSBケーブルが刺さりませんでした。付属のケーブルやNexus7に付属の物はちゃんと刺さるので、私の持っているケーブルのコネクタが大きすぎるのかもしれませんが、充電器も物によっては刺さらないかもしれません。
また、それぞれのボタンのエッジがかなりきつく、ちょっと硬めの印象です。慣れたらブラインドで操作できるようになりそうなので便利かもしれませんが、手触りとしては減点かなぁ。

後はカスタムROMに慣れすぎて操作方法が結構面倒というくらいか?

Nexus5が届きました(だいぶ前に)

Nexus5ですが、結局7日木曜には手元に届きました。同時に注文していたiijmioのsimも同時に到着しました。注文したのが1日ですからちょうど1週間です。同日大量発注があったはずなのに、なかなかのスピードではないでしょうか。

すでに色々なレビューが公開されていますから、今更書くことはほとんどありません。即ブートローダーのアンロックをしようかなと思っていましたが、まずはルートを取らずに運用して色々と実感してみたいと思います。

2013年11月5日火曜日

Nexus5がやっと出荷されました

Nexus5がやっと出荷されたようです。発送のメールが届いたのは11月3日の昼頃でしたが、トラッキングできず、結局今朝になってやっとできるようになりました。週末に伝票だけスキャンして実際の出荷は週明けという奴のようです。
シンガポールのgoogleの住所がメールに記載されていたのでシンガポールから届くのかと思っていましたが、どうやら香港からのようです。さて、いつまでに届くかな。
早い人はすでに入手してさらにルート化など試されていますね。

2013年11月3日日曜日

Nexus5を注文してみました

日本時間の11月1日9時前後にポチったのですが、今日になって発送の連絡が来ました。まだ追跡はできませんが、シンガポールから発送されたようです。同日の午前3時に発注した人は早々に発送されたようですから、5時間でかなりの人数が注文したのかも知れませんね。いつ届くのかなぁ。