2014年12月20日土曜日

Nexus5 5.0.1にアップデートしたあとの省電力設定メモ

自分用

無線とネットワーク
NFCをオフにする
モバイルネットワークを3G優先にする
 wifiの詳細設定
 スキャンを常に実行をオフ
 スリープ時にwifi接続を維持を電源接続時のみにする(これはwifiルーターの省電力用)


ディスプレイ
明るさ自動調整をやめる

ユーザー設定
位置情報をオフにする

セキュリティ
省電力じゃないけどちゃんと設定する

2014年11月26日水曜日

Nexus 5 Lollipop ファクトリーイメージをflash-all.batでインストール時に失敗する件

Nexus 5 (Lollipop)のroot化で失敗したと思ったのは単に起動時間が異常に長かった可能性があるのですが焦ってファクトリーイメージのインストールをしようとしたら

malloc: not enough space error.

というのが出て失敗しました。
対策を検索したところ、こちらのコメントに解決方法がありましたので投稿しておきます。

ここからplatform-tools.zipをダウンロード。好きなところに展開。(コマンドラインで指定しやすいパスの方がいいと思う)
ここからNexus 5のAndorid 5.0 (LRX21O)のファクトリーイメージをダウンロード。tgzファイルを先ほどのフォルダに展開します。さらにimage-hammerhead-lrx21o.zipを同じフォルダに展開します。

コマンドラインを起動し、先ほどのフォルダにカレントフォルダを変更します。

コマンドラインから以下を順番に実行。
fastboot flash bootloader bootloader-hammerhead-hhz12d.img
fastboot reboot-bootloader
fastboot flash radio radio-hammerhead-m8974a-2.0.50.2.21.img
fastboot reboot-bootloader
fastboot flash system system.img
fastboot reboot-bootloader
fastboot flash userdata userdata.img
fastboot flash recovery recovery.img
fastboot flash boot boot.img
fastboot erase cache
fastboot flash cache cache.img
fastboot reboot

起動するまでじっくり待ちましょう。

Nexus 5 (lollipop) root化失敗

この記事を参考に同じことを試して失敗しても私は一切責任を取れないので自己責任でお願いします。

元ネタはXDAのこちら。だったのですが、ここの通りにやったら失敗して起動しなくなってしまった…。
元ネタはすでにブートローダーのアンロックしているデバイスでの方法なのであらかじめブートローダーのアンロックが必要。

ブートローダーのアンロックは保障が効かなくなる&データがワイプされます
Heliumを使用してバックアップしておいた方がいいです。

事前準備としてNexus5をブートローダー起動状態でPCにつないだ時にデバイスマネージャーにAndroid phone -> Google Nexus BootLoader Interfaceとして認識されているか確認しておいた。

Super SUの最新版はXDAのこちらをチェックしてダウンロード。
私はBETA-SuperSU-v2.30.zipをダウンロードした。Nexus 5に保存していたが、ブートローダーアンロックで消えてしまった。大失敗。

ここからplatform-tools.zipをダウンロード。好きなところに展開。(コマンドラインで指定しやすいパスの方がいいと思う)

TWRPの最新版はこちら
openrecovery-twrp-2.8.2.0-hammerhead.imgをダウンロードした。
先ほどplatform-toolsを展開したフォルダに移動。

Nexus 5の電源を切る。
電源ボタンと音量マイナスボタンを長押し、ブートローダを起動。
PCと接続。

PCのコマンドラインを起動。カレントフォルダを先ほど作成したplatform-toolsのフォルダに変更する。
コマンドラインで
fastboot oem unlock
を実行。警告画面が表示されるのでブートローダーのアンロックを選択。この時点ですべてのデータが初期化される
続いて
fastboot flash recovery openrecovery-twrp-2.8.2.0-hammerhead.img
を実行。
さらに
fastboot erase cache
を実行(これをやらないとリカバリが起動しませんでした)。
Nexus 5を操作し、Recovery modeを起動する。SuperSUが消えていることに気がつく。
Nexus 5 再起動。いつまでたっても起動しない!
これから復旧方法を探してきます。

2014年9月22日月曜日

中国製安物レーザー加工機に関するメモ(実動編)

幸いなことに私が購入したレーザー加工機は致命的な欠陥はなく、最低限の動作確認は出来ました。

実際に使用するためにはレーザー管と電源を接続、レーザーの反射ミラーの位置合わせが必要でしたが、これについては業者に問い合わせたところムービーが送られて来ました。

付属のソフトウェアを使用するためにはドングルをUSBポートに接続の上、制御基板に張られたシールに印刷された16桁のシリアルコードの入力が必要でした。ソフト起動時にコードが表示されていたのでドングルから自動取得してるのかと思ったら全然違いました。

付属ソフトのうち、使用可能だったのはCorelLaserとLaserDRWだけでした。どちらも同じドライバを使ってレーザー加工するのですが、このドライバはカットと彫刻を同時に行うことはできません。
また図面(模様)の一番左上を勝手に原点にします。
四角い枠でカットしてからその内部に模様を彫刻するのはなかなか大変です。カット枠だけ、内部の模様だけで加工するとそれぞれの左上を原点にしてしまうので絵がずれるのです。
カット枠を含めた模様を彫刻してからカットすればずれませんが、カット枠をいちいち彫刻するのはすごい時間がかかります。

ちなみにCorelLaserは付属の中国語版CorelDrawから使用しました。ものすごく使いにくいです。

これらの不具合さえ我慢できればレーザー強度、加工速度、同一軌道の複数回繰り返し等にも対応してますのでそれなりに使えます。

中国製安物レーザー加工機に関するメモ(購入編)

実際に買っちゃったのは半年前だったりしますが…
購入後に色々と気がついた点がありますので中国製安物レーザー加工機についてメモしておきます。

私が購入したのは一番安い40Wと言われている一番下のクラスのものです。
eBay、Aliexpress、ヤフオクなどでもチラホラ見かけます。これらはすべて一緒に見えますが色々と異なっている部分がありますので購入前に十分な注意が必要です。

1. 制御基板、ソフト等
中国製レーザー加工機の制御ソフトはMoshidraw、CorelLaser、LaserDRWなどですが、購入時についてくるセキュリティドングルがないと使用できません。業者によっては一部のソフトウェアにしか対応しないドングル付きのものを安価で売ってるので注意が必要です。
添付のソフトウェアの種類をチェックしましょう。

2. 制御パネル、電源等
Aliexpress等にありがちな話ですが、写真と完全に一致する制御パネルがついた製品が送られてくるわけではありません。写真だけチェックしていると痛い目にあいます。最低でも動作電圧が100Vであることは確認しましょう。
今気がつきましたが、もともとの説明文だと扉が開いているとレーザーが出ないスイッチ搭載となってましたが、付属してませんでした。

3. 付属品等
付属品に冷却水用のポンプ、排気用のシロッコファンがついてきますが、200V用のものが送られてくることがあるようです。付属品もちゃんと100V用がついてくるのか念を押してもいいかもしれません。
加工時に発生する煙を吹き飛ばすポンプまたはコンプレッサーが付属しているものがあります。当然ですが、その分価格は増えます。あった方が便利です。後付けできるなら後付けでもいいと思います。
加工したい物を載せるテーブルが価格によって異なるようです。ゴム印作成用の機種についているテーブルは正直使い物になりません。ハニカムテーブルは高いですがレーザーの反射等を気にしないでいいので便利かもしれません。ハニカムテーブル単品でも買えますがそれなりのお値段です。電動で高さ調節ができるテーブルは特に高いようです。

4. 梱包等
超いい加減です。プチプチにくるまれて段ボールに包まれた状態で届きましたが、どこかにぶつけたのか角の部分がへこんでました。付属品が内部に押し込まれていたのですが、いくつか壊れていました。もちろん、相手側の過失なので問い合わせて送りなおしてもらいましたが、そういう交渉が出来ない人にはお勧めできません。
ひどい時はレーザー管が最初から割れていることもあるようです。私はレーザー管だけ別梱包になってると明記してあるところから購入しました。

2014年7月6日日曜日

Slic3rで穴のサイズが小さくなる件について考察してみた

この件、色々なところで何度も話題になっている。
オフィシャル?な回答としては3Dモデルが円を円に内接する多角形として表現するため、どうしても円そのものよりも小さくなる、XY軸方向の揺れが積み重なるためという二つが示されているんだけど、mixiでgakuさんが指摘していたように四角い穴を作っても内側サイズが小さくなるので円に内接する多角形ってのがメインの理由じゃないっポイ。

そこで、30mmの四角形に20mmの四角い穴があいてるデータを用意。これを
Perimeters = 1
Solid layers, TOP = 0
infill = 0%
Extrusion width = 0.4mm
それ以外はいつも通りでG-codeを出力した。生成されたG-codeを見ると外側の四角形の一辺の長さが29.6mm、うちがわの四角形の一辺の長さが20.4mmになっている。ホットエンドが動いた軌道の両側に0.2mmずつプラスチックが出ればピッタリのはず。

2014年1月13日月曜日

MendelMaxで2色刷り(その3)溶かして除去できるサポート素材(HIPS)を使用して3Dプリント

前回、デュアルエクストルーダーが完成したことを報告しましたが、以前から試してみたかったのが溶解、除去できるサポート材。PLAにはPVA(ポリビニルアルコール)、ABSにはHIPS(耐衝撃ポリスチレン)が使えると言われています。
今回は比較的安価なHIPSが入手できたので、ABSとHIPSの組み合わせを試してみることにしました。HIPSはリモレンという柑橘類から取れる溶剤によく溶けます。ABSはリモネンに溶けないのでHIPSだけが残るって仕組みです。リモネンがポリスチレンを溶かす仕組みは検索してください。大事なことはアセトンなどの有機溶媒とは違う仕組みなので代用が効かないってことです。リモネンを安く売ってるところを探したのですが、なかなか見つかりません。結局HIPSよりも大分高くなりました。

さて、今回のテストに使うデータですが、溶解除去可能なサポートのテストの定番として、ThingiverseからHilbert Cubeを借りてきました。サポート構造のデータも用意されていますが、今回はSlic3rの自動生成サポートでも大丈夫か知りたかったので敢えて使用しません。早速ですがABS(青)、HIPS(白)で出力しました。

サポート材が白なのでもう一方のノズルが引っかかった後が目立ちますね~。ノズル交換時のリトラクション設定が甘いんだと思いますが、まだ解決してません。

リモネンは無色透明の液体ですが、柑橘類の匂いの成分らしく、柑橘類の皮の匂いを濃縮した感じです。密閉できる容器じゃないと家中が柑橘類の香りで満たされます。ちょうどいいサイズの入れ物がありました。鮭フレーク…

出力したものが完全に沈む量のリモネン(50~100ccくらい)に漬け込みます。待つこと数時間。(時々瓶を揺らしたり、溶けかけたサポート材を剥がしちゃったりしました)


2014年1月5日日曜日

Repetier-firmwareとMarlinの比較

デュアルエクストルーダーを使い始めて気がついたのですがこの二つのファームウェア、基本的なところでは大きく違わないのですが、細かい使い勝手を考えると結構違っていました。

Marlinはデフォルトで対応しているボードの種類(設定)が多く、購入時にインストールされていることも多いため、ほとんどの人が使用しているのではないでしょうか。通常の構成であれば機能も必要十分だと思います。なのでMarlinからRepetierに変更して良かった点、困った点について中心に書きます。

良かった点
  1. デュアルエクストルーダーのE stepを個別に設定可能
  2. Repetier-Hostとの連携によりエクストルーダー、ヒーター関連のg codeを無視するドライランが使える
  3. 最新バージョンでは設定をweb上で行ってからダウンロードできるのでconfigファイルの編集が必要なくなった
困った点
  1. 設定例等の資料が若干少ないため、一部戸惑う(例:エクストルーダーのオフセット、単位はモーターステップ数)
  2. configファイルのレイアウトが分かりにくい(例:デルタタイプの設定があちこちに点在して分かりにくい)
  3. エンドストップのノイズ対策がmarlinよりも弱いのか、ノイズによる誤動作が多い
  4. ホットエンドのサーミスタのノイズ対策が(以下略)
良くわからなかった点
  1. Repetier-Hostとの連携でバイナリによる高速通信が可能になる

良かった点1は今までに散散書いてきたから省略。2はめったに使わないですが、動作確認時は重宝します。3は結構画期的だと思います。configファイルをエディタで編集って慣れない人には結構大変だと思いますし、ミスタイプによるエラーも減ります。何よりバージョンアップ時のconfig再編集が楽。
困った点の1,2は前述のweb設定でかなりの部分が解消されると思います。それに対して3,4は地味ですが結構困りました。特にMarlinでは問題なく動くため、これまで気にしていなかったのですが、よくあるモーターとエンドストップの配線をひとまとめにする方法だとまともに動作しなくなります。エンドストップは原点に戻る動作を見張っていればいいのですが、サーミスターの方はそうもいきません。一瞬でも設定範囲から外れるとエラーでドライランモードに移行されてしまったりします。モーター、ヒーターの配線とエンドストップ、サーミスターの配線は少し離れた位置に配線し、コネクタの接触不良などが絶対に起きないようにチェックする必要があります。
良くわからない点としてバイナリ通信があります。より高速な通信が可能になるとのことなのですが、高速になったメリットがあまり感じられません。通信速度がボトルネックになるシチュエーションがあれば試してみたいと思います。

MendelMaxで2色刷り(その2)

前回は今一つパッとしなかった2色刷りですが、その後さらに色々と試した結果、Bowdenタイプの調整をするよりデュアルエクストルーダーを作っちゃった方が早そうという結論に達しました。参考にしたのはThingiverseに公開されているJim's Flying Motor Mount Dual Extruderで、これに普段使用しているMiniExtruderを組み合わせることにしました。MiniExtruderは専用のホブドボルトが必要になるのですが軸部の直径が3mmで軸受けのベアリングが小さく、軽くできるためデュアル構成に適していると思います。完成したエクストルーダーがこちら。