前回は今一つパッとしなかった2色刷りですが、その後さらに色々と試した結果、Bowdenタイプの調整をするよりデュアルエクストルーダーを作っちゃった方が早そうという結論に達しました。参考にしたのはThingiverseに公開されているJim's Flying Motor Mount Dual Extruderで、これに普段使用しているMiniExtruderを組み合わせることにしました。MiniExtruderは専用のホブドボルトが必要になるのですが軸部の直径が3mmで軸受けのベアリングが小さく、軽くできるためデュアル構成に適していると思います。完成したエクストルーダーがこちら。
エクストルーダー+NEMA14モーター二つで大体440gで元から使用していたWade'sタイプのエクストルーダー+NEMA17モーターの430gとほとんど変わりありません。
キャリッジ等も変更の必要はないはずだったのですが、サーミスターとヒーターの配線を考慮し忘れていました。エクストルーダーの設計変更が大変だったのでキャリッジとファンダクトのサイズを微妙に(数ミリ)変更しています。
前回も書きましたがファームウェアはRepetier-firmwareの方がエクストルーダー一つ一つのE stepを設定できるので便利です。Marlinの場合は一方のエクストルーダーにE stepをあわせ、Slic3r等のフィラメントの設定で誤差を吸収します。私の場合は2つのホブトボルトの径がかなり異なり、「誤差」とは呼べない差があったためRepetier-firmwareを使用しています。
キャリブレーション後のテスト印刷がこちら。
サポートだけ異なる色(赤)にしてみました。これが可能になったということは、サポートだけ異なる素材にすることができるということです。フフフ、物欲が刺激されてきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿