2013年12月27日金曜日

Nexus7(2012)をデュアルブートに変更

Paranoid Android 4.0 BETAが予想以上に使い物にならなかったので旧バージョンに戻すことも考えたのですが、いつか使えるようになると信じて(というか毎回リストアが面倒)なのでデュアルブート化してサブのROMとして旧バージョンを入れることにします。
最近はカスタムリカバリとしてTWRPがインストールされていればデュアルブート化が非常に簡単になっています。

まずGoogle PlayからMultiROM Managerをインストールします。起動したらMultiROMとRecovery、カーネルを選択してインストールするだけです。Kernelは現在インストールされているAndroidバージョンにあわせたものを選択する必要があります。今回はParanoid Android 4.0 BETAなのでStock 4.4.1, 4.4.2を選択しました。
あとはInstallを選ぶとTWRPその他のインストールが行われます。Installは中ほどにある方のボタンを押します。一番下はUbuntuのインストールになってしまうので注意。

再起動後、サブのROMをインストールします。リカバリモードで再起動して、Advanced->MultiROM->AddROMを選択。インストールしたいROMを選択します。今回はParanoid Androidの3.99RC2を選びました。KernelはShareを選びましたが問題なく動いている模様。このままではGAppsがインストールされないのでAdvanced->MultiROM->ListROMsからインストールしたROMを選択し、FlashZIPを選びます。ROMに対応したGappsを選べば、これがインストールされます。再起動後、ROMの選択画面が表示されている間にインストールしたROMを選べば完了。

再起動のたびにもともとのROMが選ばれてしまうので注意が必要ですが、そこさえ注意すれば当面は遊べそうです。

nexus7(2012)にParanoid Android 4.0-BETAをインストール

Paranoid Android 4.0 BETAがリリースされたのでインストールしてみました。3.99にはOTA機能があってリリースのお知らせが来たので気がつきました。本体はparanoid OTAからダウンロードできるので簡単ですが、Gappsは今のところGoogle plusからダウンロードしないといけないようです。

Paranoid Android 4.0 BETAへのリンクはこちら
最新Gappsへのリンクはこちら

意外な落とし穴があったのでメモ
アップデート前にリカバリは最新版にしておかないとダメかもしれません。TWRP 2.5.0はアウトでした。

Titanium Backupで3.99のバックアップをとっておいたのですがユーザーアプリは問題なくリストア出来ました。

どうやらルート化したAOSPと何も変わらない模様。正直失望です。

2013年12月21日土曜日

Nexus5のバンパーケースを3Dプリントしてみた

以前からずっとやりたかったことの一つ、「実用品を3Dプリンタで作成する」。今まではNexus7のスタンドとか正直微妙でしたが、今回は一味違います。
ThingiverseにかなりいいデザインのNexus5バンパーケースが公開されていたので実際に作ってみました。
最近頑張ってキャリブレーションしてたんでほぼ完璧な仕上がり。縦方向がほんのちょっと(0.2ミリくらい)緩いですが、それ以外に問題点は見つかりません。

今はまだ他の人の作ったデータを形にするだけですが、いつかはデータから自作したいですね。

MendelMaxで2色刷り

多くの低価格3Dプリンタは1種類のプラスチックを吐出して造形するわけですが、ある程度お高い機種になると複数のプラスチックを同時に吐出せます。これにより2色以上のプラスチックを使って物を作れたり、異なる素材のサポートなんかを使えるようになるわけです。これを実現するにはヘッドやエクストルーダーが複数必要になるので重くなります。デルタだとちょっと厳しいかなーということでMendelMaxの方を改造してみました。
実際に試してみるまでは二つのノズルの高さをあわせるとか、位置関係をしっかりキャリブレーションすればいいんだろうと思ってましたが、全然違いました全然違いました。大事なことなので2度言います。

2013年11月26日火曜日

Arduino MEGA 2560, A4988壊しました(もしかしたらRAMPSも・・・)

タイトルの通りでそれ以上でもそれ以下でもないのですが…
原因は電源投入時にA4988に張り付けたヒートシンクの熱さを確認しようとしたらヒートシンク(アルミ製)が動いてショート!
ヒートシンクの固定には熱伝導両面テープを使っていたのですがチップ表面の清掃が不十分で接着力が不足していたようです。これに懲りて次回はA4988の足はカプトンテープで覆っておきたいと思います。

んで、損害は今のところ

  1. Arduino MEGA 2560がPCから認識されなくなった。
  2. A4988モータードライバ5個のうち3個が動作しなくなった。
です。1に関してMixiで尋ねたところ、USB入出力用のチップが壊れているのではないかとのこと(Genieさん、いつもありがとうございます)。調べたところArduino MEGAのUSBはATmega8U2というチップがおこなっているらしい。DigiKeyで400円前後と価格も手ごろ。実物を拝んでやろうとRAMPSを外してArduino MEGAのボードを眺める。ありましたよ、USBコネクタのすぐわきに。結構小さいと思ったらすごいピン数。ボード上で2番目に多いんじゃないでしょうか。しかもピッチが狭い。ド近眼の上に最近老眼も始まったんじゃないかと思われる私の眼ではムリっ!
有効活用してくれる方、いませんかね?(純正じゃなくてパチもんなんでいらないだろうけど)

不幸中の幸いと言うべきか、PCは無傷。LCDコントローラーもちゃんと動作しています。PCと通信ができなくなったのにある程度損傷具合が把握できたのはラッキーでした。ホットエンド、ベッドの温度も読めるし加熱もできます。RAMPSは多分大丈夫(自分に言い聞かせる感じで)

以前Printrboardを壊してRAMPSに切り替えた時に壊れた部分だけを交換できると書きましたが、まさか1年以内にこれを実行する日が来るとは思いませんでした。

Arduino MEGAはアマゾンからサインスマートの物を購入。フィラメントは色が間違っていたり散散らしいですが、コントローラーはさて?A4988はヤフオクで購入。さて、週末までに揃うかなぁ?

2013年11月24日日曜日

Mini Kossel 2020(仮)でテスト印刷

名前がないと不便なのでとりあえず仮名Mini Kossel 2020としておきます。早速いつものテストパターンを印刷。
途中で捻じれちゃってます。MendelMaxの場合、ベルトが滑ってるケースが多かったので、確認しましたが問題なし。色々と確認していったところ、ベッドの上でガラスが回転してました。MendelMaxと同様サイドから押し付ける形で固定していたのが不味かったです。ベッドの広さを最大限確保したいのと、上から押さえつけてベッドが歪むのを嫌ってたのですが、円形なので回ってしまいます。とりあえず締め付けをきつくしましたが、加熱時にすぐ緩む…。新しい固定法を考えなければ。

対策後に再度印刷。
今度はちゃんとできました。リトラクションの設定をちゃんとやってないのでまだひげが一杯生えています。サイズはピッタリです。サイズがずれているときはファームウェアの
DELTA_DIAGONAL_RODを調整します。
この後、低速でなら綺麗に印刷できるようになりました。

MendelMaxよりもとても静かです。まず直動機構がLMガイド+タイミングベルトのためほとんど音がしません。一方、全体的にデリケートな印象です。MendelMaxは多少の調整不足は本体の剛性でねじふせてしまうことができるため、それなりのキャリブレーションでも高速印刷できたのですが、Kosselはキャリブレーション不足だとヘッドがちょっとした凹凸に引っかかります。オリジナルは自動でベッドのレベル調整ができるみたいですが、エフェクターが重くなってせっかくのデルタの長所がなくなってしまいそうなので悩んでいます。とりあえずもう少しキャリブレーションしてみます。
すでに仕上がりはMendelMax以上の印象。ものすごく遅いけど。


Mini Kosselのキャリブレーション方法

WikiのMini Kosselのページには載ってないのでデルタタイプの3Dプリンタのページから検索する必要があった。
もっとも参考になるのはこちら
その前にMarlin等ファームウェアにデルタ特有の値の初期値を入力する必要があるが、文章の説明だけでは意外とわかりにくい。こちらのページはドイツ語なのでチンプンカンプンだがページ中ほどの図はとてもわかりやすい。問題点は一つだけ。アセンブリしたモデルがないと個々の値を測定できない。個々のパーツだけをSketchUPで作成していたが、急遽ナンチャッテアセンブリを実行。測定した値がこちら。
#define DELTA_SMOOTH_ROD_OFFSET 131.0 // mm
#define DELTA_EFFECTOR_OFFSET 32.4 // mm
#define DELTA_CARRIAGE_OFFSET 19.5 // mm
結構真面目に測定したのだが、実は内部で最初の値から残りの二つを引いた値を計算した後はその値しか使っていない。定規で適当に測定する程度で良かったかもしれない。

次に3本のレールの真ん前にエフェクターを持ってきてエンドストップ位置のキャリブレーションだが、Rostockと比べて、ベッドが小さいため、座標を計算しなおす必要がある。久しぶりに三角関数使っちゃったぜ。
sin 30°が0.5, sin 60°が0.866なので
x座標: ±ベッドの半径×0.866 mm
y座標: -ベッドの半径×0.5
の2点と
x座標: 0(ゼロ)
y座標: ベッドの半径
の1点の三か所を使う。直径170mmのベッドを使っている場合半径85mmだがベッドのヘリになってしまうので80mmで計算した方がいい。
私の場合は(-69.28,-40), (69.28,-40), (0, 80)の3点を使用した。

z座標は0としている例が多いが、まだ高さ方向のキャリブレーションが終わっていないはずなのでファームウェアの
#define MANUAL_Z_HOME_POS
に大きめの値を入れておき、0よりも大きいzの値で調整した方が楽だと思う。3点でのエフェクターとベッドの距離が等しくなるようにエンドストップを調整。

次にx,y座標0の位置にエフェクターを持ってきて(zの値は上記で使用した値)同じくエフェクターとベッドの距離が上記の3点と等しくなるようにファームウェアの設定値を調整。
エフェクターの位置を下げるには
DELTA_SMOOTH_ROD_OFFSET を増やす。
エフェクターの位置を上げるには
DELTA_SMOOTH_ROD_OFFSET を減らす。

できれば誤差0.05mm未満にしておきたい。

2013年11月22日金曜日

Deltaプリンタおおむね完成

キャリブレーションができるレベルまで完成しました。
リニアガイドをどうしても使ってみたかった&日本製は高いということでオリジナルのMini Kosselにも使われているHIWINのMGN12Hを使用。eBayで購入したのですが最近はopenbeamでも売り始めたみたいです。お値段は3本で日本製のクロムメッキのリニアシャフト6本+リニアブッシュ6個とそれほど変わらないと思います。

タイミングベルトオリジナル同様GT2、1164ミリです。プーリーも16Tにしたかったのですが、購入した棒状プーリーの加工は私には無理でした。手元にあった20Tで代用。16Tの場合、アイドラーのベアリングが外径が同じ623ZZになるのですが高いです。オリジナルの使っているフランジ付きはもっと高いです。20Tのプーリーに624ZZを使いましょう。

ロッドエンドはオリジナルで使用されているラジコン用のtraxxasのロッドエンドにどうしても納得がいかなかったので磁石と使ったロッドエンドを自作。ネオジム磁石1個100円+ベアリング用鋼球1個30円強、M3キャップボルトと接着剤を入れるとちょっぴりTraxxasよりも高いですがこちらの方が格好いい&ホットエンドその他のメンテが簡単です。

ステッピングモーターはこっそりNEMA17ではなくKA50-KM1-501という日本電産サーボの円筒形のモーターを使っています。ユニポーラですが、バイポーラとして使ってます。磁気バランスが優れていてNEMA17よりも高性能らしいですが、直径50ミリは結構でかく、これをマウントできるようにフレーム用パーツをデザインしなおしました。でも日本製モーター使ってみたかったんだもん。ちなみに中古(未使用品)で送料込みでも1個1000円を余裕で下回ったので価格性能比は最強だと思います。

ヒーテッドベッドはMFT2013でGenieさんに分けていただいたものですが、未配線です。手元のワイヤーがちょっと太くて被覆ごと穴に入らないんだよねー。MendelとかATOMと違ってベッド動かないから断線の心配とかするだけ無駄か?

今後の課題
1. ヒーテッドベッドの配線
2. 断熱材の実装方法
3. 耐熱ガラス板の固定方法
4. 電源の固定方法
5. スプールの固定方法
6. プリンタのキャリブレーション
7. Bowdenエクストルーダーのキャリブレーション

先はまだまだ長そうです

Slic3r 1.0.0RC1 win 64bit版で3D表示ができない対処法

Slic3r 1.0.0RC1から導入されたSTLの3D表示機能。これがないと自動修復の失敗とかに気がつきにくい。Win 64bit版はViewボタンを押しても3D表示されずにエラーが出てしまう。

ここを参考freeglutのサイトからfreeglut 2.8.1 MinGW Packageをダウンロード。zipファイルの中のfreeglut/bin/x64/freeglut.dllを取り出す。Slic3rのインストールフォルダの中のdllフォルダの同一ファイル名のファイルと置き換える。

これで3D表示ができるようになります。Slic3rの新機能、STLの自動修復に失敗している場合、これで確認するとすぐにわかります。

2013年11月12日火曜日

Deltaプリンタ作り始めました

Mendelmax組み立てて以来、アルミフレーム大好きなのでKosselを組み立てたかったのですが、Kosselに使われているOpenBeamは日本では入手困難。同等品を売ってるミスミは個人お断り(まさか電話で問い合わせても断られるとは思いませんでした)
途方に暮れているところに、MFT2013でHiroさんがKosselを20ミリ角のフレームにしたものを展示されていたのを見て、すっかり魅了されました。当初はおとなしくデータの公開を待っているつもりだったのですが、材料の入手先などをチェックしているうちに我慢ができなくなり…とうとう作り始めてしまいました。
今回は奮発して黒フレームです!!
Mendelmaxよりもフレームの量が少ない&個人相手でも売ってくれるところが見つかったので。
なるべくMini Kosselと寸法が同じになる様にしてありますが、すでにいくつか間違いが見つかっています。まあ致命的なものではないので当面はこのまま進めます
一番大きいフレームのパーツを印刷できるだけのフィラメントが残っていないのでパーツの色が途中から変わってしまうのを避ける&間違いを全部見つけてから新しいパーツを作りたいためです。
まだ必要な部品が全部は届いていないので今週末には組み立てられないかもしれません。

ちなみにLCDコントローラーの位置はまだ未定です。下の方が格好いいんですがRAMPSの位置も下にするとヒーテッドベッドの熱が怖い。

Nexus5のランタイムをDalvikからARTに変更してみた時のバッテリーの減り具合

タイトルそのまんまなのですが、Nexus5のランタイムを変更しました。すでにあちこちのサイトで解説されているので方法については割愛。

ランタイムを変更するだけでベンチマークスコアが5割増しになるらしいです。正直速度には不満がなかったのですが、バッテリー寿命が延びるらしいということなので試してみました。
到着から数日、Dalvikで放置した際のバッテリーの減り具合とARTで放置した際のバッテリーの減り具合をBatteryMixで比較したんですが…ほとんど変化がありません。

で、色々と検索してようやく思い当りました。「バッテリー寿命」ってバッテリーに充電された電気の消費量じゃなくて、バッテリー自体が使用不能になって交換が必要になるまでの期間のことじゃないでしょうか?
私と同じような誤解をした方、いらっしゃいませんかねぇ?

2013年11月10日日曜日

Nexus5の気になる点(問題点)

Nexus5が届いてまだ数日ですが、すでに気になる点がいくつか。
まずはNexus5というよりAndroidの仕様なので仕方がないのかもしれませんが、Googleのマイアプリの復元。初回起動と同時にマイアプリが根こそぎダウンロードされます。Nexus7で試用して結局使い物にならなかったアプリなどがそのまま残っていたため、とんでもない数になりました。
てっきり端末ごとにインストールされているソフトウェアを区別していると思っていたのですが、違うようです。タブレットに入れておきたいソフトと携帯に入れたいソフトって違うんだけどなぁ。特に今はルートを取っていないのでルート化前提のソフトはあっても邪魔なだけです。
使わないソフトを入れておくとバージョンアップ時に面倒だし、ソフトのオートバージョンアップを切ると、別の端末でもバージョンアップされなくなる。この辺は私の使い方の問題かも。

次は純正のバンパーケース。MicroUSBコネクタ周辺の開口部が少し小さいので市販のMicroUSBケーブルが刺さりませんでした。付属のケーブルやNexus7に付属の物はちゃんと刺さるので、私の持っているケーブルのコネクタが大きすぎるのかもしれませんが、充電器も物によっては刺さらないかもしれません。
また、それぞれのボタンのエッジがかなりきつく、ちょっと硬めの印象です。慣れたらブラインドで操作できるようになりそうなので便利かもしれませんが、手触りとしては減点かなぁ。

後はカスタムROMに慣れすぎて操作方法が結構面倒というくらいか?

Nexus5が届きました(だいぶ前に)

Nexus5ですが、結局7日木曜には手元に届きました。同時に注文していたiijmioのsimも同時に到着しました。注文したのが1日ですからちょうど1週間です。同日大量発注があったはずなのに、なかなかのスピードではないでしょうか。

すでに色々なレビューが公開されていますから、今更書くことはほとんどありません。即ブートローダーのアンロックをしようかなと思っていましたが、まずはルートを取らずに運用して色々と実感してみたいと思います。

2013年11月5日火曜日

Nexus5がやっと出荷されました

Nexus5がやっと出荷されたようです。発送のメールが届いたのは11月3日の昼頃でしたが、トラッキングできず、結局今朝になってやっとできるようになりました。週末に伝票だけスキャンして実際の出荷は週明けという奴のようです。
シンガポールのgoogleの住所がメールに記載されていたのでシンガポールから届くのかと思っていましたが、どうやら香港からのようです。さて、いつまでに届くかな。
早い人はすでに入手してさらにルート化など試されていますね。

2013年11月3日日曜日

Nexus5を注文してみました

日本時間の11月1日9時前後にポチったのですが、今日になって発送の連絡が来ました。まだ追跡はできませんが、シンガポールから発送されたようです。同日の午前3時に発注した人は早々に発送されたようですから、5時間でかなりの人数が注文したのかも知れませんね。いつ届くのかなぁ。

2013年10月26日土曜日

ホブドボルト(Hobbed bolt)を自作してみた(その2)

先ほどの記事でホブドボルトを自作した件について書きましたが、ホブ部直径が6.5ミリだと、今ある状態がいいものよりも劣った結果にしかならないのではないかと考え、もう一本作っちゃいました。2本目は感覚もつかめているので早いし、綺麗に仕上がりました。ホブ部直径は6.1ミリです。これ以上削っちゃうとエクストルーダー本体を作り直さないとフィラメントがちゃんと引っかからないのではないかと考えたのでこの太さに仕上げました。さて、結果ですが…

ホブドボルト(Hobbed bolt)を自作してみた

ホブドボルトはPrintrbotについてきたものととある個人業者(Ja**caという業者)から入手したものの2つ持っています。どちらも普通に使う分には使えるのですが、3mm ABSを0.4mmノズルで印刷するときに最大印刷速度が違っています。Printrbotのほうはレイヤー0.2mmだと40mm/sを超えるとフィラメント吐出が追いつきません。J*pi**の方は60mm/sにもギリギリ耐える感じ)。エクストルーダー本体は完全に同じなのでホブドボルトに違いがあるのではないかと考えました。

色々と比較した結果、大きな違いは2点。ホブ部分の直径がPrintbot製は6.8ミリ、J*****の方は6.3ミリです。また、PrintrbotはおそらくM4のタップを使用しているのに対し、J*****の方はインチネジのタップを使っているようでピッチが広いです。
このホブ部分の直径がモーターのトルクと関係してくるのではないかという仮説を立ててみました。市販のホブドボルトはホブ部直径が書いてあるものがあまりなく、検証がしづらいので自作してみることにしました。
材料のM8六角ボルトの半ねじのものは50mmが入手できず60mm、しかもステンレス製しか見つかりませんでした。仕方がないのでこちらを使うことに。全ねじのものなら結構ありますが、Reprapのwikiによるとネジ部にホブを切るとフィラメントに元からあったねじによる力が加わってねじれるそうです。半ねじのねじではない部分を使いましょう。

ホブの作成はHobbing Thing Improvedを使うことにしました。ベアリングは手元に625がなく624しかなかったのですが、ソースファイルに624用の設定が付いていたのでこちらを使用。ところが、624にはM4タップが入らない!!!作業を始める前に確認すべきでした。M4タップが直径4mmだからピッタリ入ると思い込んでましたが微妙に入りません。タップもベアリングも傷つけたくないので断念。

次にこちらの動画を発見。かなり荒っぽいですが、これなら608ベアリング二つでいけます。608は山のように余っています。グラインダーがないのでボール盤に咥えたボルトに丸棒やすりで溝を削り、最後にM4タップでホブを切りました。ボルトがタップの回転の力で持って行かれそうになりましたが、頑張って支えました。

完成したのがこちら。

上からprintrbot、J*****、自作になります。自作の物はボブ部直径が6.5mmと元からあった2つの中間に仕上がりました。これから印刷テストです。


2013年10月23日水曜日

Titanium BakcupがAndroid 4.3でエラーで止まる件(2013/10/26追記)

超久々のNexus7ネタ。タイトルのままなんですがParanoid androidを4.3ベースにアップデートしたらTitanium Backupが動かなくなっちゃって色々と困ったことに。当時は直し方が分からず、古いバックアップのリストアは諦めました。ところが新しいバックアップも「容量不足」という謎のエラーで作ることができませんでした。結局しばらく放置してたわけですが、調べてみたら意外と簡単に直せたので書いておきます。

Titanium backup起動、右上の「メニュー」から「環境設定」を選択。「バックアップの設定」のところに「バックアップフォルダ」があるのでこれを選択。おそらくフォルダが

/storage/emulated/0/TitaniumBackup

になっています。これがエラーの原因なので、OSの戻るボタンを押して/フォルダまで戻り、

/sdcard/TitaniumBackup

を選択。これでバックアップができるようになりました。私は古いバックアップを削除してしまったので、これで以前のバックアップがリストアできるようになるのかわかりません。どなたか試してみた方がいらっしゃったら教えてください。

2013/10/26追記
この投稿の翌日にTitanium backupがアップデートされてsuper userコマンドに問題があるというメッセージが表示されるようになりました。Super SUのバイナリを更新したらあっさり解決。Paranoid androidはROMにSuper SUが統合されているのでParanoid androidを最新版にしてれば解決していた可能性があります。でもアップデートのためにTitanium backupでバックアップを取りたかったので…
結局Super SUをPlayストアからインストールするとバイナリの更新をするか聞いてくるのでバイナリの更新を実行して問題解決しました。

2013年10月20日日曜日

Bowdenタイプのエクストルーダー設定(その2)

色々と試行錯誤の結果、この間の条件は3mm ABSには使えないことが分かった。

変更点だけ赤字で示す。

Printer Settingsタブ、Extruderの項目
Retraction
Length: 2 mm (Bowdenは長めとのことだが前回の5mmは長すぎた)
Speed: 10 mm/s (樹脂の送り出しの抵抗が高いのでゆっくりじゃないと耐えられない)
Extra length before restart: 0 mm(遅くしたので必要なくなった?)
Minimum travel after retraction: 2 mm (デフォルト、小さすぎるとリトラクションしまくる)
Retract on layer change: off (リトラクションが綺麗に出来てるならonでいいのか?)
Wipe before retract: on (新機能、bowden用に作ったらしいのでonにするのが吉)

Layers and perimetersの項目
Avoid crossing perimeters: on (Retract on layer changeをoffにしてないと有難味が薄れた)

Print Settingsタブ、infillの項目
Only retract when crossing perimeters: on (Avoid crossing perimetersをonにしてないと糸引き沢山)

どうやらABSがPLAよりも固く、吐出に必要な力が強いこと、吐出される樹脂の速度も遅いことが関係しているようで、ノズル径を大きく、温度を高めに設定すると成功率が上がる。現在250℃、樹脂の色がやや変色する、PEEKの耐熱温度を微妙に超えている等々、あまり人様に推奨できる条件ではないのだが、reprapで有名な某氏もJ-Headでこの温度で問題ないと言っているのでしばらくこの温度で行く。

2013年10月13日日曜日

Bowdenタイプのエクストルーダー設定

Mendelmaxがほぼ完成してから次の3Dプリンタを作ろうと色々と画策してきましたがうまくいっていません。ハードウェア的な設計が不十分だったり、Mendelmaxよりも剛性が低いせいで遅かったり・・・。それ以外にも実は共通点があって、それがBowdenタイプのエクストルーダーです。

Bowdenにするとエクストルーダーをキャリッジ以外に固定できるので軽くなり、印刷の高速化には必須です。またdeltaタイプのプリンタでは重いキャリッジは無理っぽいのでほぼ必須。
ただ、欠点もあってフィラメントが細くて長い管の中を通ってからエクストルーダーに入るのですがその分コントロールが難しい。具体的にはリトラクションの設定が今までとはちょっと違う。

普通のエクストルーダーのSlic3r設定(詳細はSlic3rのマニュアル参照)
Printer Settingsタブ、Extruderの項目
Retraction
Length: 0.5 mm (エクストルーダー、ノズルで異なるらしい)
Speed: 30 mm/s (デフォルト)
Extra length before restart: 0 mm(デフォルト、小さい方がいい)
Minimum travel after retraction: 2 mm (デフォルト、小さすぎるとリトラクションしまくる)
Retract on layer change: on (デフォルト、マニュアルでonを推奨
Wipe before retract: off (デフォルト)

Layers and perimetersの項目
Avoid crossing perimeters: off (onにするとGコード生成、印刷が遅くなる)

Print Settingsタブ、infillの項目
Only retract when crossing perimeters: off (onにすると回数が減るが糸引き増える)

Bowdenタイプの場合(Slic3rのTips頁参照)
Printer Settingsタブ、Extruderの項目
Retraction
Length: 5 mm (Bowdenは長め)
Speed: 30 mm/s (デフォルト)
Extra length before restart: 0.5 mm(0だとフィラメント送り不良だった)
Minimum travel after retraction: 2 mm (デフォルト、小さすぎるとリトラクションしまくる)
Retract on layer change: off (リトラクションが綺麗に出来てるならonでいいのか?)
Wipe before retract: on (新機能、bowden用に作ったらしいのでonにするのが吉)

Layers and perimetersの項目
Avoid crossing perimeters: on (Retract on layer changeをoffにしてないと有難味が薄れた)

Print Settingsタブ、infillの項目
Only retract when crossing perimeters: on (Avoid crossing perimetersをonにしてないと糸引き沢山)

一個一個のオプションだけ見てると意味が良くわからなかったが、組み合わせると意外と有効な気がする。今までのエクストルーダー設定もこっちに変えた方がいいかも。

2013年10月12日土曜日

Mendelmaxキャリブレーションのメモ

これまでそこそこの印刷品質(レイヤー厚0.2mm)で妥協してましたが、もう少し向上させたくなり、キャリブレーション見直し中。

X,Y,Z軸の直交:非常に調整しにくい構造をしている。今後の課題。

ベッド水平:ベッドの端から端までの高さの違いが印刷する厚さよりも小さくなるように調整する。ダイヤルゲージがあった方がいい。アルミ板、PCBベッドは凹凸が意外と大きいのでガラス板推奨。固定法によっては強く固定しすぎてガラスが歪んでいることがあるので注意。

X, Y steps/mm:モーター1回転あたりのステップ数、ベルトピッチ、プーリーの歯数から計算される値そのままにする。これで大幅にずれるならねじやベルトの緩みをチェック。

Z steps/mm:モーター1回転あたりのステップ数、ねじのピッチから計算される値そのままにする。これで大幅にずれるならねじとモーターの接続をチェック
X,Y,Zモータードライバの最大電流が低すぎると正しく動かない。高くしすぎると発熱しすぎるので低目から試す。定格ピッタリは意外と熱い。

E steps/mm:モーター1回転あたりのステップ数、ボルトとフィラメントの接する部分の径、ギヤ比から計算可能だがボルトとフィラメントの接触部分の太さは正確には測れない。実際に送りだされるフィラメントの長さを測定して補正。

フィラメント太さ:デジタルノギスで測定。小数点以下1桁でいい。フィラメントの断面が楕円になっていることが多いので長軸、短軸測定して平均する。

extrusion multiplier:Slic3rのみ。フィラメント太さでは微調整の計算が大変なのでこちらで微調整。実際に印刷されるプラスチックの量で調整する。ロの字型の物を印刷し、外側と内側の大きさが指定したサイズになってるかで調整可能。内側が指定サイズよりも小さい時はこの値を1よりも小さくする。

Z軸ホームポジション:エクストルーダー、ベッドを実際に使用する温度に暖めてから調整。エクストルーダーとベッドの間に紙を挟み、0.2mmの高さにしたら引き抜けるように調整。実際に印刷してフィラメントがベッドにしっかりつくが押しつぶれ過ぎない高さに微調整する。

これでABSでレイヤー厚0.1mm, PLAなら0.05mmはOK。

2013年8月4日日曜日

CNCボット2020購入

ヤフオクで激安だったのでついつい買ってしまいました。ハードウェアとしては最低限必要なすべてが揃って約6万円です。普通は10万くらいはするので本当に安いです。値段相応の機能なのかもしれませんが、そもそもCNCの基礎を学んでみたかったのでこれくらいでちょうど良いかなと。

実際に使用するにはコントロールするソフトウェアが必要ですが、フリーで何とかしたい&最安値で使用するにはパラレル搭載のデスクトップが必要。ということで近所のジャンク屋でややお高い3000円のPCを購入。LinuxCNCをインストールしました。

LinuxCNCの設定はマニュアルに記載されていたので、そのまま入力。動作チェックが完了しました。第一印象は「思っていたよりもかなりうるさい」です。3Dプリンタで使っているのと同じ42mm角のステッピングモーターにボールねじなのでそれなりに静かだろうと思っていましたが、期待しすぎたのでしょうか。まあ、スピンドルの音がそれよりもはるかにうるさいので動作中は我慢します。一番驚いたのは電源の冷却ファンです。常時フルパワーで回転しています。そのうち変更するかもしれません。

2013年6月28日金曜日

eMAKERshopからパーツを通販(覚書)

eMAKERshopからパーツの購入したので覚書。eMAKERshopはお店ではなく、個人が出品するサイトなので実際に購入する個人ごとに別々に注文する感じ。(複数の人の出品している物を同時にBasketに入れられるが、どうなるのかは試してない)

実際に購入したのはreprapproからホットエンド関連を、3D Andyからエクストルーダー関連を購入。reprapproはイギリス、3D Andyはオーストリアからの発送になった。どちらも購入後、自動送信メール以外の連絡はなく、発送されていた。購入時にはちゃんと発送の連絡をくれと書いておくべきかも。入金後、翌日発送ではなく、数日から1週間待たされた。発送後は1週間くらいで到着。商品のクオリティは割と高い気がする。

2013年3月31日日曜日

Bowdenタイプのエクストルーダー(その1:パーツ集め)

以前から試してみたいと思っていたことの一つに2色同時印刷があります。これを実現するには最低でも二つのエクストルーダー&ノズルが必要になります。一つのエクストルーダーにはステッピングモーターが一つついているので、全部で相当の重さ&サイズになり、現実的ではありません。
ということでBowdenタイプのエクストルーダーを作成することに。

まずは材料集めから。
RepRapWikiのBowdenのページをみるとBowden化に必要なPTFEチューブとPneumatic fittingの主な入手先が紹介されています。当然、すべて海外です。でも他のパーツと違って、既存の何かの為のパーツを流用しているだけなので、日本国内でも買えるはずと思って調べたところ…、普通に売ってました。

PTFEチューブ
そのままの名前であったりテフロンチューブ、PFAチューブ、四弗化パイプなどの名前で売られています。PFAとPTFEは若干違うものですが、Bowdenケーブルとして使うなら問題ないと思います(耐熱、低摩擦)。問題はサイズで、1.75mmのフィラメントに使う内径2ミリ、外径4ミリのものは安く、どこでも売ってるようですが、3ミリのフィラメントに使う内径3.1ミリ、外径6.35ミリ、のものはインチサイズの為、あまり売ってない&高いです。一部の人は内径4ミリ、外径6ミリのものを使用しているそうです。ネットでミリサイズを注文、念のためインチサイズも注文しましたが、在庫がなくしばらくかかりそうです。ミリサイズの方は即納で1メートル当たり数百円です。他にも買うものがあるなら別ですが、輸入の必要はないと思います。

Pneumatic fitting
日本語での商品名が不明だったので、まずはそこから。Wikiであげられているもののうち、Amazon.comの商品が型番まで明記してあります。検索したところ、SMCのこの型番の物は日本で売っている様です。「ワンタッチ継手」というらしい。この型番は外径6ミリのチューブ用でねじ部分がM5という規格。3ミリフィラメント用ですね。1.75ミリフィラメントは外径4ミリ用だと思います。

日本語の商品名がわかったところで近所のホームセンターでも探してみたところ、空圧部品のコーナーにも置いてありました。私はケチって安物を買ったところ、ネジ側の貫通穴が直径2ミリしかなく、ドリルで広げる羽目になったので、通販でSMCの物を買った方がいいのかもしれません。

外径6ミリ用にはR1/8というネジ径の物もあり、Wikiでも紹介されています。ネジ部がR1/8になっているものはM5よりも太く、貫通穴も大きいです。こちらも近所のホームセンターで売ってました。Thingiverseで紹介されているパーツを使いたい場合は、どの継手を使うのか注意が必要そうです。また、近所で購入したR1/8はThingiverseで公開されているパーツの穴にははまりません(穴の方が小さい)でした。R1/8にはテーパーとストレートがあるようで、私が購入したのはテーパーネジのものだったからなのかもしれませんが、データをちょっといじって穴径を大きくする必要がありました。

2013年3月22日金曜日

Nexus7のBootloaderをアップデート

久しぶりのNexus7ネタ。最近のParanoid Androidは私の期待していた方向とはちょっと違う方向に行ってる気がするので黙々とアップデートだけしてましたが、最新のブートローダーへの更新が推奨されていたので、念のためアップデートしました。

私のNexus7はルート化、Paranoid Androidのインストール済みです。また、PCには必要なドライバ等がインストール済みです。古い情報ですが、私の設定メモはこちらです。

バックアップ等をお忘れなく。

まず、現在のバージョンの確認ですが、ブートローダーモードで再起動します。Paranoid Androidの場合は電源ボタン長押しで表示されるメニューから選択していけば簡単です。ブートローダー画面の左下の方にバージョンが記載されています。私の場合は4.13でした。

次にgoogleのファクトリーイメージの最新版をこちらからダウンロードします。現在の最新版はJDQ39です。ダウンロード後、適当なプログラムで作業用フォルダに展開します。作業用フォルダにbootloader-grouper-4.18.imgというファイルがあることを確認してください。ファイル名からわかるように新しいブートローダーのバージョンは4.18ですね。

ブートローダーモードのNexus7をPCに接続します。USBデバッグを有効にするのをお忘れなく。PCのコマンドラインを起動。カレントフォルダを先ほどの作業用フォルダに移動後、コマンドラインから以下のコマンドを実行します。
fastboot flash bootloader bootloader-grouper-4.18.img
数秒でブートローダーが書き換えられるので、成功のメッセージが出たことを確認してから再起動します。(失敗したまま再起動すると確実に文鎮化するので注意してください)




2013年3月8日金曜日

冷却の重要性

まだまだ試行錯誤の連続ですが、冷却の重要性について面白いことがあったので投稿してみます。

エクストルーダーのギヤです。左右を比べると左のパーツの左側が変形しているのがわかります。冷却ファンの風が右半分にしかあたっていなかったのが原因です。一方、右側のパーツは変形がほとんどありません。
実はこれ、まったく同じGコードを使用しています。左のパーツを印刷後、冷却ファンの位置を2センチほどずらして印刷したのが右側です。これまでうまく印刷できない時はSlic3rの設定ばかりを疑ってきましたが、こんな些細なことでこうも変わるものなんですね。

ギヤ部分はうまく印刷できるようになりましたが、モーターの軸とギヤを固定するための留めネジの穴がSlic3rでうまく処理できてないのは今後の課題ということで…

2013年3月3日日曜日

RAMPS 1.4を買いました

Printrboardを壊してしまったので新しいコントローラーを買わなくてはいけません。これまでの教訓から壊れた部分だけを交換しやすい物がいいと考え、RAMPSにすることにしました。オールインワンのPrintrboardに比べ、若干嵩張る&値が張りますが、今回のように壊してしまった場合、ステッピングモーターのコントローラーが一つずつ別基盤だったりArduinoとシールドにわかれていたりと出費が少なくて済むはず…

2013年2月26日火曜日

J-Head補修パーツが届きました。

J-Headノズルホルダを壊してしまってすぐに注文した補修部品が届きました。今回はhotends.comから注文しました。補修に必要なノズルホルダ単品で売っているところは選択肢がほとんどありません。こちらが元祖のようなので信頼できる&余所より安いという点もポイントが高いと思います。

ノズルホルダだけ注文はあまりにも悲しいので予備用に完成品を注文することにしました。ところが
完成品がOut of Stockとなっていたので、個別のパーツを注文しました。個別パーツを全部そろえると完成品ができてしまうあたり、単に注文したら組み立ててくれるのかもしれません。

2013年2月22日金曜日

Printrboardも破損

昨日、J-Headのノズルホルダに穴が開いたことを投稿しましたが、今日予備のホットエンドで印刷しようと思ったらホットエンドとベッドの温度が上がりません。どうやらPrintrboardのFET周辺も破損してしまったようです。

2013年2月20日水曜日

J-Head 破損

何やら印刷中にホットエンドの温度が急に下がるなあと思ったら、ノズルホルダに穴が開いてそこから融けたABSが洩れてました。写真中央の黄色い点は洩れた黄色のABSです。穴の直径で1.5ミリくらいでしょうか。この部分だけで20ドルくらいで売ってるようですが、届くのにどれくらいかかるかなぁ。

2013年2月11日月曜日

How to flash Marlin for Printrboard (got from printrbot)

More details: here

Printrboard Rev. D from Printrbot

Firmware: marlin
Bootloader: Atmel's DFU Bootloader
Some seller sells Printrboard with LUFA's CDC Bootloader.  This instruction is for Printrboard with DFU Bootloader.

2013年1月21日月曜日

Mendelmaxパーツ印刷中(その1)

引き続き、Mendelmaxのパーツを印刷中です。

パーツが印刷中にベッドからはがれてしまう対策ですが、あれからSlic3rの設定を見直しベッドの温度を上げる&Brimの設定を周囲5mmにしたところ、大きく改善されました。

左がBrimなし。写真ではわかりにくいですが、一番下の層の左右両端が歪んで0.2mmほど浮いてます。印刷中も何時剥がれるのか気になって仕方がありませんでした。
右がBrimあり。歪みは見えず、印刷中も安心してみてられます。これなら複数パーツの同時印刷にも耐えられるかも。

ひとつだけ気になる点があります。両パーツともに真ん中右端付近に亀裂が入ってしまっています。印刷直後はなかったので、これもパーツが冷えて縮んだときに出来た物だと思います。

現在のホットエンド温度230℃, ヒートベッド温度85℃。冷却ファンは使用していません(手元のファンが8cmのみなのでマウントから設計しないといけないのでサボってます)。冷却ファンってABSでも効果があるんでしょうか?

Nexus7の専用ドッキングステーション購入

ずっと欲しかったドッキングステーションをついに購入しました。ビックカメラの通販で注文したら翌日に配達されました。アメリカとは宅配のスピードのケタが違いますね。

すでにあちこちでレビューされているので手短に。箱の中にはドック本体と多国語の説明書が一枚のみ。充電アダプタはNexus7付属の物を使用するので、もう一個欲しい人は追加で購入する必要があります。

ドック本体がしっかりと重く作られている上、端子が接触するだけでコネクタを差し込んでいるわけではないのでNexus7取り外し時にドックがついてきてしまうことはまずありません。逆にちょっとずれると充電が止まってしまうのは注意が必要かもしれません。

ドックを買って何をしたかったかというと、ワンタッチで充電はもちろん、Android 4.2の新機能であるスクリーンセーバーを使ってフォトフレームっポイことがしたかったのです。早速試してみました。時計とフォトテーブルと時計って同時に表示できないみたい。どこかにこの辺をいじったカスタムロムってないでしょうか。

あと、スクリーンセーバーの起動条件はドック装着時、充電時、いずれかの3条件あるのですが、ドックが電源に装着されてないと認識されないのでドック装着時=充電時となります。家にいる間は常時ドックに置いておきたいんですが、バッテリー寿命への影響はどうなんでしょうか。

2013年1月20日日曜日

Mendelmax作成しはじめました

Mendelmax 1.5の作成を始めました。準備段階からRepRap DIY 3DPrinter 備忘録を大いに参考にさせていただいています。主なパーツの購入先まで公開していただいているのでものすごく助かります。

フレームやシャフトは購入して切断やネジ穴加工が若干必要ですが、ある程度ちょうどいいサイズの物が購入できます。ただ、個人としての購入に対応してくれる会社が限られているので若干割高だったり、ピッタリジャストサイズの材料は購入できなかったりします。当面の課題はリニアシャフト500mmをジャストサイズ420mmに切断するには手元の工具では厳しそうということでしょうか。
ベアリング等も購入する必要がありますが、こちらは加工の必要なし。

フレームやシャフト以外のほとんどの部品は3Dプリンタで印刷ができます。こちらも$100前後で購入が可能なのですが、自分でパーツを印刷して複製が作成できるのがreprapのウリなのでここはやはり自力で作成したいと思います。

2013年1月7日月曜日

Mendelmax制作準備開始

突然ですが、今年最初の目標はlayer height 0.1mmで色々作成することとしたいと思います。前回、Printrbot PLUSについてあれこれ愚痴りましたが、0.1mmでまっとうに印刷するのはかなりしんどそうです。情報が充実していて実績もたくさんあるMendelmaxを1台作っちゃった方が早いんじゃないかということでお勉強開始。

2012年12月27日にMendelmax 2.0がアナウンスされてますが、レーザーカットした金属パーツメイン、リニアガイドをXY軸に使用とこれまでに比べてお高くなりそうです。Y軸に関してはこれまでより安い(cheaper)って言ってますが、リニアシャフト2本+リニアブッシュ4個って相当安いと思うんですが、これより安くなるんでしょうか?レーザーカットだけじゃなくてPrintableパーツバージョンも出るらしいですからそれを楽しみにしたいところです。2月ごろにβ版?

次はRepRap DIY 3DPrinter 備忘録。私がMendelmaxを作る気になったのはこちらのKatsuさんが詳細な情報を公開されていたからです。制作に必要な部品の購入先まで詳しく書いてくださっています。もちろん、制作後の情報もばっちりです。

Mendelmaxは1.0と1.5の2バージョンがあり、各ショップがそれぞれにマイナーチェンジした1.5+等があるのですが、ここは基本的には1.5を制作するという方針で行きたいと思います。

Printrbot PLUSについてあれこれ思うこと

日本への引越のため、クリスマスあたりから2週間強仮住まいなんですが、ネットが遅くてYoutubeすらカクカクして嫌になります。Nexus7用のParanoid Androidの新バージョンもまともにダウンロードできず…(100MB程度のファイルを大きいと感じるようになったのは久しぶりです)
そんなわけで最近は主に動画なしのweb閲覧のみの生活です。Nexus7ネタの更新はあと1週間は難しいです。見捨てないでください。

引越前にPrintbot PLUSをかなり真剣にいじり倒して付属していた1lbのフィラメントは使い切りました。wiki等で推奨されているアップグレードもほとんど実施しました。んで結論、ハードウェアの設計上の問題点をクリアしない限りこれ以上の印刷品質&速度の向上はムリ。

Printrbot PLUSの設計上の問題点は