Bowdenにするとエクストルーダーをキャリッジ以外に固定できるので軽くなり、印刷の高速化には必須です。またdeltaタイプのプリンタでは重いキャリッジは無理っぽいのでほぼ必須。
ただ、欠点もあってフィラメントが細くて長い管の中を通ってからエクストルーダーに入るのですがその分コントロールが難しい。具体的にはリトラクションの設定が今までとはちょっと違う。
普通のエクストルーダーのSlic3r設定(詳細はSlic3rのマニュアル参照)
Printer Settingsタブ、Extruderの項目
Retraction
Length: 0.5 mm (エクストルーダー、ノズルで異なるらしい)
Speed: 30 mm/s (デフォルト)
Extra length before restart: 0 mm(デフォルト、小さい方がいい)
Minimum travel after retraction: 2 mm (デフォルト、小さすぎるとリトラクションしまくる)
Retract on layer change: on (デフォルト、マニュアルでonを推奨)
Wipe before retract: off (デフォルト)
Layers and perimetersの項目
Avoid crossing perimeters: off (onにするとGコード生成、印刷が遅くなる)
Print Settingsタブ、infillの項目
Only retract when crossing perimeters: off (onにすると回数が減るが糸引き増える)
Bowdenタイプの場合(Slic3rのTips頁参照)
Printer Settingsタブ、Extruderの項目
Retraction
Length: 5 mm (Bowdenは長め)
Speed: 30 mm/s (デフォルト)
Extra length before restart: 0.5 mm(0だとフィラメント送り不良だった)
Minimum travel after retraction: 2 mm (デフォルト、小さすぎるとリトラクションしまくる)
Retract on layer change: off (リトラクションが綺麗に出来てるならonでいいのか?)
Wipe before retract: on (新機能、bowden用に作ったらしいのでonにするのが吉)
Layers and perimetersの項目
Avoid crossing perimeters: on (Retract on layer changeをoffにしてないと有難味が薄れた)
Print Settingsタブ、infillの項目
Only retract when crossing perimeters: on (Avoid crossing perimetersをonにしてないと糸引き沢山)
一個一個のオプションだけ見てると意味が良くわからなかったが、組み合わせると意外と有効な気がする。今までのエクストルーダー設定もこっちに変えた方がいいかも。
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